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2018.4.19
クレイについてコレッジレポート クレイプロフ フランス研修 ~②クレイ工場~前日のクレイ鉱山見学後にベルナール社長とともに、サンポリアン村近くにあるル・ピュイ市内で地元特産品のレンズマメを使ったサーモンのサラダともう一つの特産品である豚肉のローストをいただき鉱山を見た興奮とおなかを満たした幸福感からホテルに到着後すぐに眠りにつきました。
クレイプロフのフランス研修、2日目は掘り出されたクレイの塊を粉砕し乾燥し選別している加工工場の見学とクレイ温泉です。
緑・黄色・赤色の土壌が見える丘や山を横目にホテルから15分ほど車を走らせると、クレイの加工工場に到着します。
クレイ鉱山からも地元道で5分、大きな道を行くと10分ほどのところです。
採掘場から掘り出されてきたクレイは工場到着時は大きな塊のままであることが多いです。
天候が悪い時や工場の休業日以外はほぼ毎日クレイが掘り出されており、工場に運び込まれるクレイは自社鉱山の下と他で買い付けたクレイです。
運ばれてきたクレイは大型の粉砕機に入れられて少しずつ小さく砕いていきローラーにとって次の粉砕機へと進んでいきます。
決められた範囲の大きさになったクレイは温風乾燥機(オーブン)でクレイに含まれる水分を乾燥していきます。
乾燥機にかけらる前と乾燥後の水分を常に計測しています。
計測する数値に異常があるとオーブン内のローラーの速度を変えることによって適切な水分量になるように管理されています。
クレイの乾燥方法にはいろんな方法があります。
乾燥時にとても大切なことは、クレイ内の水分を適切の減らすこととそれそれのクレイの乾燥の差を生まないことです。
ベルナール社長の工場では、350℃前後の温風乾燥機でクレイを乾燥することにより、含まれるミネラルをキープしつつカビの原因となりうる水分を適切にコントロールすることができます。
さらに高温で乾燥をさせているクレイもございますが、含まれるミネラルが失われることにもなります。
また、天日干しはすべてのクレイをきちんと乾燥されないことときちんと乾燥をされているところとされていないところの差が生じるためベルナール社長は行っておりません。
何よりも品質の安定したクオリティの高いクレイを目指しております。
乾燥を経たクレイは、それぞれの用途に合った粉度にしていきます。
細かくしていくにはいろんな方法がございます。
ほとんどの製造所で行われてるのが、粉砕機を使ってクレイを細かくしていく工程です。
ベルナール社長の工場では別の方法を用いられておりまして、クレイの大きさと重さで選別されており、こちらの方法を用いることで安定して求める大きさのクレイを得ることができます。
機械的な力ではなく、クレイ本来の重さ・大きさで選別する方法を選ばれていらっしゃいます。
選別機とそのコントロールルームも見学をさせて頂きました。
それぞれの大きさに分けられたクレイは用途別に包装をされていき大きな保管上で出荷を待つことになります。
クレイの大きな塊から細かくするプロセスには工場によっていろんな方法があります。
アロマフランスとベルナール社長と共通のこだわりとして、クレイの純度があります。
クレイの純度というのは、クレイに含まれるイライト・カオリナイト(カオリン)・モンモリオナイト(モンモロナイト)を指します。
自社鉱山以外で買い付けているクレイも純度を確かめて買い付けを行っていらっしゃいます。
こちらの工場は1年のほとんどをグリーンイライトの製造に時間を費やしております。
イエローやそれ以外のクレイを製造する際は、いったんすべての機会からクレイがなくなるように機械を動かしてから、他の色のクレイを製造していきます。
工場は週末とメンテナンス日以外は稼働をし続けております。
工場見学後は、クレイ温泉へと行ってきました。そちらのレポは後程ご紹介させていただきます。
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