アロマフランスの各クレイはフランスのシェヌ・デ・ピュイ火山群の麓にあるサン・ポリアン村で、自社鉱山のクレイを採掘しているベルナールさんの会社と提携して、フランス各地より選りすぐられたものです。

★ベルナールさんについては前項にて詳しくご紹介しています。

 

アロマフランスのクレイ

・クレイが採掘される鉱山の周辺はあらゆる環境汚染から守られた場所にあり、ダイオキシンなどで汚染されていないです。

・純度８０％以上ですので、【吸収】【吸着】【イオン交換】というクレイの働きが効率よく行われます。(イライト・モンモリオナイト・カオリンの含有量が８０％以上です。)

 

・製品の皮膚科学テストの被検は人体のみで、動物実験は一切しておりません。

 

・イオン処理・防腐剤や保存剤の添加などの化学的なプロセスを経ていない、１００％ナチュラルなクレイです。

 

・天然系化粧品の欧州統一基準である『ECOCERT COSMOSの天然原料認証』を取得しております。（『COSMOS』認証については下記にて詳しくご説明）

※クレイはオーガニック・有機物ではないので、『ナチュラル・天然認証』になります。

 

“COSMOS”について

COSMOSとは、COSMettic Orgnic Standerd の略称です。コスモスと読みます。

このCOSMOSは、厳しい審査基準を持つフランスのECOCERT社をはじめとする欧州４か国（フランス、ドイツ、イタリア、イギリス）の５団体によって２０１０年に設立されたNPOで、いまだ統一基準のないオーガニックの分野での世界基準を目指して策定されたものです。

ECOCERT（エコサート）は耳にしたことのある方は多いと思いますが、フランス国際有機認定機関で欧州で規定されている天然・有機の基準を満たしているかを検査し認定を行う第三者機関です。

 

クレイの鉱山と産地

アロマフランスのクレイはフランス各地より選りすぐられた純度の高く、周辺の環境が良好な鉱山から採掘されたクレイです。

 

※写真中央に見えるのがグリーンイライトとイエローイライトの採掘鉱山です。

●グリーンイライトとイエローイライトが採掘される鉱山はオーヴェルニュ地方シェヌ・デ・ピュイ火山群の麓にあるサン・ポリアン村から数キロメートルにある、ベルナールさんが管理されている自社鉱山です。

太陽の光をたくさん浴びる南向きに斜面が面しており、太陽が年中当たる環境にあります。 採掘する際には、鉱山をただ削って採掘するのではなく、元々の自然環境になるべく戻すようにすることを注意しています。

鉱山の上から削っていき、段差をつけながら採掘されていきます。

※イエローイライトはグリーンイライト鉱山の一部から採掘されています。

 

●レッドイライトは、グリーンイライトの鉱山から30㎞ほどの鉱山で採掘されております 。

 

●ホワイトカオリンは、フランス北東部のブルターニュ地方にあります鉱山で採掘をされております。

●モンモリオナイトは、フランス中部ロワール県のモンブリゾン市の鉱山で採掘されております。

※この2つのクレイの鉱山の写真はあいにくございません。

 

グリーンイライトの採掘地について

グリーンイライトが採掘されるオーヴェルニュ地方のシェヌ・デ・ピュイ火山群周辺では地質時代時代区分の『第三紀(だいさんき、Tertiary、ターシャリー)』、今から約6430万年前から260万年前の間に堆積され、今では周辺の山や土壌からクレイを採掘することが出来ます。

採掘できるクレイのクオリティはさまざまですが、この地域は地質学的にとても貴重で、フランスで一番重要な地下水を貯槽しております。

シェヌ・デ・ピュイ火山群周辺にはきれいな『クレイの風景』が広がっていきます。

大昔は大陸と大陸の重なる場所でもあり、火山が鎮火して湖があった場所でした。

長い時間をかけて火山の灰と溶岩が何層にも堆積し、長い時間と地殻変動による巨大な圧力が加わって変化、熱成して出来きた自然の恵みです。

素晴らしい環境の中でクレイは出来上がってきたのですね。

 

合わせてこちらのコラムもご覧ください。

アロマフランスのクレイの特徴　⇒
採掘時や工場での取り組み　⇒

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