収穫・栽培方法
用いられる植物はすべて野生か有機栽培の植物です。
手作業で丁寧に収穫し、必要量以上を収穫せず、植物を必要とする人間以外の種へも配慮をし、植物の保護と品質を保持しています。
収穫時には、植物の開花と成熟時期の見極めが大切で、良好な状態も植物を収穫することを行っております。
植物は植物に合わせて適切な時期に収穫されることが重要です。花の開花と植物の熟した時期に収穫することにより、一番いい状態の植物を得ることができます。
蒸留方法
蒸留は植物の入ったタンクとは別のタンクより蒸気を発生させるため、乾燥した良質な蒸気を用いる。蒸留する植物はなるべく本来の形を残したままタンクに入れることにより低圧力の蒸気をゆっくりと植物に通していきます。
蒸留時間は植物によって変更し、植物の揮発性有機化合物をなるべくすべて得るようにしている。
植物の蒸留後、精油や蒸留水を抽出した植物はいったん乾燥させ、再び蒸留釜を炊く燃料として使用します。
植物を最後まで使い切る自然に対する敬意です。
エッセンシャルオイルの抽出法
【水蒸気蒸留法】
原料とる植物を蒸気によって加熱し、冷やして精油と水とに分離させた後、精油だけを取り出します。精油はほとんど水に溶けず、また水よりも軽いため水と混ざることはありません。
【圧搾法】
レモンやべルガモット、オレンジなど柑橘系の精油を取り出すときに用いられ、果物の皮を押しつぶすことによって抽出します。
【アブソリュート(溶剤抽出)法】
バラやジャスミンなどのデリケートな香りを抽出するときに用います。原料となる植物を有機溶剤で溶かして、アルコールによる処理を経て精油を取り出します。高温での熱処理を行わないのが特徴です。